ABC検診とは?

試験管2

ABC検診とは?ABCって何?

この検診を知らない友人に話したら、
「あ~英語の学習テストね!」って言われた…
全然違うっての!
この検査の名前の由来は、胃がんのリスクをABCDの4クラスに分類して評価する上で、そのクラス名のABCをとって「ABC検診」と呼び名が付いたそうです。じゃあ何でABCD検診じゃないの?ってツッコミたくなる。

検査方法は?

こんな検査の名前ですが、胃内視鏡検診ではなく、血液検査です。
血液から胃がんのリスクとなる「ピロリ菌の有無」「萎縮性胃炎の有無と程度」を測って、胃がん発症のリスクを調べます。(ピロリ菌については後述しています。)
血中の「IgG抗体」という抗体の有無と「ペプシノゲン」の量を調べてもらいます。

「IgG抗体」とは
ピロリ菌(胃がん発症の原因)の感染時に作られる抗体です。

「ペプシノゲン」とは
胃粘膜から分泌されるペプシンの前の段階の物質で、胃が炎症を起こすとペプシノゲンの産出量が増加します。

「胃がん」は、がん部位別死亡順位では女性では1位、男性は2位となっています。
しかし、早期発見できれば5年生存率が90%と高く、早期発見・早期治療が重要だと言われています。

胃もたれ、空腹時の痛み、食後の腹痛、食欲不振は誰でもたまには起こるものですが、この症状が続く時は注意が必要です。
慢性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの病気が疑われます。
一度病院で相談してみましょう。

検査結果から何がわかる?

胃炎(委縮性胃炎)、胃がんの危険性がわかります。
胃がんの有無ではないので注意が必要ですが、胃がんを発症する危険度がわかります。判定は以下の結果から層別化して行われます。

ピロリ菌感染(-)で、ペプシノーゲン(-)の人をA群
ピロリ菌感染(+)で、ペプシノーゲン(-)の人をB群
ピロリ菌感染(+)で、ペプシノーゲン(+)の人をC群
ピロリ菌感染(-)で、ペプシノーゲン(+)の人をD群

D群が症状としては一番重いです。

検査による体の負担(痛み)は?

血液検査なので採血があります。注射が苦手な方は辛いかもしれません。

検査時間/費用は?

時間:約5分 / 料金:3,000円~5,000円

自宅で手軽にできる検査キットあります。

  • 検査してみたいけど…仕事や育児で病院にいく時間がない!
  • 誰にも知られずに検査したい!
  • バリウムは苦手!
  • 胃カメラはちょっとこわい!
    など都合がつけにくい、抵抗を感じる方には簡単自宅検査キットがあります。
    ⇒ちょっと見てみる

よく聞くけど「ピロリ菌」って何?

ピロリ菌とは

「何か可愛らしい名前!」って思った人は私だけでしょうか?
名前は確かに可愛らしい(?)ですが、最悪胃がんの原因にもなるとんでもない菌です!
子供の頃に感染することが多く、一度感染すると多くの場合、除菌しない限り胃の中に棲み続けます。
このピロリ菌が厄介視されているのは、感染すると炎症が起こりますが、始めは自覚症状がでません。
しかし自覚症状がないだけで胃の炎症が続いていて、大人になってから激しい胃の症状がでることがあります。
さらにピロリ菌の感染が続くと慢性胃炎がすすみ、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、萎縮性胃炎、胃がんなどを引き起こすおそれがあります。

そもそもどこからピロリ菌が入ってくる?

はっきりした感染経路は断定できないのが現状で、あくまで可能性の話で以下のように考えられています。

  • 便に汚染された水や生野菜、ハエなどで運ばれたピロリ菌のついた食品から感染
  • 母親が乳幼児へ噛み砕いた食物を口移し感染
  • 乳幼児がまわりに落ちているものを何でも口に入れて感染
    など、様々な原因が考えられています。

幼少期のことを鮮明に覚えている方は少ないとは思いますが、「落ちているものを口に入れる」のは誰でもすることですし、そう考えると誰もが該当しそうですね。

ピロリ菌は薬で除菌できる!

もしピロリ菌に感染しても、過度の心配はいりません!
今では薬(抗生物質と胃酸抑制剤)を1週間程度のみ続けるだけで除菌ができます。
最近では明治乳業から発売されている『LG21のようなピロリ菌を減少させる乳酸菌』が入っているヨーグルトを食べる事により除菌することもできるようです!

Ad