胸部X線検査の精密版!胸部CT検査とは?

目次
健康診断の胸部X線検査と同じじゃない!
胸部CT検査はどんな検査?
健康診断でやってる胸部X線検査と何が違うのか?
X線が一方向からの撮影なのに対し、CT(Computed Tomography)では、
このX線を体の周りをグルっと回りながら様々な方向から撮ったデータをコンピュータで計算し、立体的な画像にするものです。
胸部X線と比べてがんの大きさや場所などがより詳しく判るので精密検査で多く使われます。
健康診断の時の胸部X線は「えっ?もう終わったの」って早々と終わりますが、胸部CTはそうはいきません。
施設によって違いますが、大体15分程度のようです。
胸部CT検査で何がわかる?
胸部だから「肺」に異常が無いかを調べられます。
わかるのは「肺がん」「肺炎」「結核」などです。
レントゲンでは分からない部位の組織状態も、体の回りを回転しながら撮影するCTであれば判ります。
特に初期の肺がんなどは一般の胸部X線検査だけでは発見されないケースが多いです。
胸部CT検査に伴う体の負担(痛み)は?
撮影のみ、体の負担は特に無し。
造影撮影を行う場合は、「造影剤」を注射されます。注射が苦手な人は辛いかもしれません。
「造影剤」とは簡単に言うと「X線に映りにくい病変を映りやすくするもの」
胸部CT検査時間/費用は?
時間:15~30分 / 料金:10,000~15,000円程度
胸部CTはマストで受けたい検査
最近の部位別死亡率は男性は「肺がん」となっています。
胸部X線では1方向から検査となるため、がんを見落としてしまうこともある。その点CTは連続断面を画像にできるので見落としが極端に減ります。
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